中川隆雄の悲喜交々

046 : もどり道 / 井上 陽水

いつ買ったか忘れたがおそらく中学生の頃だと思う。

深夜ラジオでかかっていた心もようのCMが琴線をくすぐった。

それを山本に言うたら、「傘がない」のEP(帰れない二人、心もよう、愛は君の4曲入のやつ)を誕生日プレゼントでもらった。

その日を境に静かにハマって行った井上陽水。

んで、ちょっと逆行するけど、このライブアルバムを買った。

出だしの「夏まつり」は圧巻。
暗くて遅い曲なのにものすごい迫力を感じた。
アコギの基本やね、ダイナミクス。

「いつのまにか少女は」の切ないハーモニカにも憧れハーモニカとホルダーを買ったっけ。
なんと一途なわたくし(笑)。

内ジャケットにプロフィールが自筆で書かれていて、ものすごい人間性に惹かれたのを覚えている。
「三度目の受験失敗、原因は受験慣れ」とかね。

MCにも惹かれた。

「なんか、こんな、ヤクザな道に…」とか。
「お騒がせしました」とか。

井上陽水というミュージシャンにその後もずっと影響される。

2015/01/18