021 : B・B・A ライブ / JEFF BECK

日本のみしか発売されなかった（恐らくソニーとの契約上）ということでもなんとなくわかるがベックとしては自分のキャリアとしてはいまいちだったのかも。

ベック自身「音質がひどいし、何より演奏曲順を勝手に変えて編集するなんて・・・。」と後にインタビューで答えていたが、確かにアンコールの曲をB面に入れたり（あ、これ二枚組ね）流れ的には躓く感が否めない。

このアルバム、実は当時組んでいたバンドで完コピしようという企画が持ち上がった。

そのバンド、元々はボーカルもキーボードもいたのだが紆余曲折の末三人になった。

スイートサレンダーは5人編成の頃からのレパートリーだったが、ギターソロだけはコピーしていた（ピッキングハーモニクスが絶妙なタイミングで入るやつね）。

前後するがこれは前のブロウ・・やワイアード以前の話。
だからベックの認識は甘かったわけだ。

んでこれが完コピともなれば曲が多すぎていやになるので適当にピックアップ、それでライブもした。

トーキングモジュレイターをベースで使うオレオレベーシストと長年の相棒のドラムと共に。

余談がとりとめないが、このアルバムはベックの演奏としてはいまいち。
でもこのアルバムから自分は三人編成のライブ盤を進んで購入する冒険に出るのだ。

2014/06/03