040 : マイクオールドフィールド / ディスカバリー

これもバンド時代、ツアー中のカーステレオにメンバーが個人の趣味を他人に押し付けようとして（そんなワケないけどね）キーボード担当が持ってきたカセットがきっかけ。

薄ら悲しいメロディと綺麗な声の女性ボーカルではじまり、次の曲でボーカルがオッサンにチェンジする、んでまた女性ボーカル・・・。

見事にのめりこんでツアー終了後レコード屋に探しに行った。

タイトルが思い出せなくて「なんか、ロケットの名前だった」事だけを記憶に「すみません、マイクオールドフィールドのボイジャーってあります？」って聞いてまわったけど、そんなもん、リリースされてないのであるわけない(笑)。

しっかりとタイトルを確認してもう一回買いに走った。

よく聴いてみればわかるけどA面は全曲メドレーっぽくキーを繋げていらっしゃる。

その他ギターのトラック割りとか、勉強した。

ギターメインのマルチプレイヤーだけあって目標になった。

ベースはピックで弾いてはるけどね。

ドラムがサイモンフィリップス。

でも歌もんには合わない感がした。

特筆は、やっぱりボーカルのマギーライリー姉さん。

この手の声に圧倒的に弱いわたくし(笑)。

叶うものなら自分の曲で歌って欲しかった。

あ、オッサンの唄うSAVE BY THE BELLも好きな曲。

「流れる宇宙を見てると思う。僕たちはなんて近くにいるんだろう。」みたいな歌詞に泣きそうになった。

歌詞もマイクさん。

あんた、詩人やね。

ただ、この人、このアルバム以前も以降もいっぱいアルバムをリリースしてはったので購入したのはこれと「ベスト」だけ。

マイペースで音楽を作る姿勢を貫き通していて憧れるアーティストです。

2014/12/06