002 : LET IT BE / THE BEATLES

そんなわけで、オールディーズにハマった後の一ヶ月後に、お小遣いを握り締めて例のレコード屋（布施、三光堂、ちなみに、最初のフォークギターもここで買った。現在は無い）へ。

当時テレビで『 LET IT BE 』のCMが流れていて、ポールが「エルピ～エルピ～」と唄っていたので「LPを買えってことやな？」と、ザ・日本人の解釈で｢次はLET IT BE」と心に決めていた。

確かポスターももらった。
この当時はアルバム毎に特典として店側がポスターを付けていたのだ。

後にビートルズフェアでたくさんポスターを購入したので、どれがどれかは覚えてないけど。

んで、帰って聴いた。

はっきり言って「しょーもな！」だった。
なんせ「オールディーズ」の初期のベスト盤を聴きまくった直後だけに、無茶苦茶地味で元気の無い曲ばかり
唯一知ってる LET IT BE だけが救いだった。

兄貴が「騙されよった」と言ってた。

今でもあんまり好きじゃないビートルズ作品。

山本（ちょくちょく出てくる名前だが、自分にギターの弾き方を教えてくれた中学時代の友人。あと二人無理やりメンバーにして人生初のバンド「BUTTERFLY」《筆者注：笑わないでね》を結成する）が、LET IT BE のギターソロを完コピに近いコピーをして目の前でお披露目され、大いなる衝撃を受け闘争心を駆り立てられた。

2014/01/17