025 : FREE LIVE / FREE

ライブ盤ばっかり買っていた勢いは続く(笑)。

このアルバム、正直、時期そんなに感動しなかったって言うのが最初の印象。
オールライトナウは知ってたけど他のブルースちっくな曲は好きじゃなかった。
でもしかしポールコゾフの目当てだったのが、ボーカルのポールロジャースに物凄くひきつけられた。

唄いまわしやフェイクが上手いし、何よりノンヴィブラートなのだ。
それがものすごくかっこよく聴こえた。

ま、ノンヴィブラートのシンガーは一杯いたんだけれど、ロジャースのそれは汗臭いシャツみたいな・・・。
ようワカランな。

それと一曲目のオールライトナウのテイク、他に無かったんかってくらい、ギターのトラブルが気になる。

自分の経験上、これはシールドではなく、ギター本体のインプットの接触不良と思う。

途中ギターソロ前にシールド交換してるノイズが入るけど。
それ以前にベースのアンディーフレーザーがギターのトラブルにいち早く気づいてベースでギターのコードをサポートする。

このライブ当時彼ら二十歳そこそこだったらしい。
脱帽。

でも、解散は女の奪い合いが影響してるし、若気の至りやな。

このアルバムの最後に入っているライブじゃない曲GET WHERE I BELONG。
「なんやこれ？」と思って聴き流していたら覚えてしまった。

後年CD化されボーナストラックとしてオルタネートバージョン（ただのデモやけど）が収録されたけど名曲。

あ、忘れてた、肝心要のポールコゾフ。

「うっとおしいヤツやな、いちいちアーム使いやがって」と思ってたらすべてフィンガーヴィブラート！確か、梅田か難波のロック喫茶で上映された演奏してるシーンを見て、平に、まさに平に謝罪。

「カッカラコン」のいうリズムのフレーズ、頂きましたよ、コゾフさま。 

2014/06/29