026 : JOHNNY WINTER AND LIVE/ JOHNNY WINTER

高校在籍当時に加入したバンドのオレオレベーシストがブルース大好き野郎で、演奏のバイトのときブルース系の曲はそいつがギターで、自分がベースにコンバートするというアマチュアならではの楽器持ち替え命令（自分は最年少で、最後に加入したから）がちょこちょこあった。

「けっ！ブルースなんか興味無いワイ！」とタカをくくっていたが自分の愛器がそいつに弄ばれてる気がして「クッソー、こいつ以上にブルースも弾けるようになったる！」という生まれ持った負けん気がこのアルバムを買わせた。

ま、ブルースっていうよりロックンロールがほとんどやけど。

で、なんでジョニーウィンターか？
えーっと…忘れた。

しかし２曲目のブルース然としたイッツマイオウンフォウルトが全然受け付けない。
テンポ遅いねんもん(笑)。
高校生の至り。

が、それよりなによりジョニーウィンターの早弾きにひれ伏した。
それと声。

フランクマリノもそうやけどこの手の野太い声に憧れを持っていた。

シャウトのかっこ良さ！ファルセットの使い方とヴィブラートの渋さ！ギタリストはやっぱり唄えんと。
唄えるギタリストはすべて好き。

唄わないギタリストも好き。

んーポリシーのかけらも無い。

でもギターソロを聴いたらそのギタリストが唄える（ボーカリストとして確立されてるかって事ね）かどうかはわかるようになった。
この辺からリッチーブラックモアスタンスは辞めて歌もギターと同じくらい真剣に練習したなぁ。

2014/07/05