043 : BERKLAY JAMES HARVEST / 神話の中の亡霊

きっかけはポップスインピクチャーというローカル音楽番組。

川村デデさん、お元気でしょうか？
この番組は現在のMTVに匹敵するくらい当時としては貴重なミュージックビデオを流していた。
ただサンテレビなので大阪在住の人には映りがイマイチ悪かったけど。

この番組でクイーンの二回目の来日ショットやTOTOのグッバイエリノアなど今でも記憶に残る貴重映像を見た。

このバークレイもそのひとつ。

確か曲はワンナイトやった。

そんなに激しくも無く暗くもなく当たり障りないのだけれど妙に印象に残り三光堂へ。
んで例のごとくシングル盤から。

「ビートルズよ永遠に（TITLES）」を購入。

バラードでそこいら中にビートルズの曲のタイトルを繋げて歌詞にしている。

おまけに最後にはちょっと物真似してみました感の強い名曲のフレーズをちょこっと唄ったりして、哀愁漂う仕上がりになっていた。

んでB面の「ソングフォーユー」。
これが良いんだ！むしろこっちの方が好き。

メジャーのワルツでロックっぽく始まり、今聴けば無理矢理つなげましたって感じのバラードになる。
これが無茶苦茶好きになり「よし！LPを買うぞ！」で買った。

こうやって思い出すと結構段階踏んでたんやなー。

んで内容は、いとしのレイラ風のインマイライフ、タイトルズ、ジョナサン、墓の彼方、など結構メンバーの趣向が顕著に表れた楽曲がポンポン出てくる。
が、全部テンポのゆったりしたバラード。

寝そうなほど。

ポップスなのかロックなのかようわからん。

ライナーノーツにはフォークロックって書いてあるけど。

「こんなバンド誰も知らんやろなー」って思ってたら高校の同級にめちゃファンのヤツがいてライブアルバムを貸してくれた。

それがまた全然記憶に残らんくらいしょーもなかった。

ちなみにこのアルバムがＣＤ化された時、その場に居た嫁（元）に小遣い前借りした。

アナログレコードを聴ける環境じゃなかったのでＣＤ化はありがたかった。

その夜はこのアルバムを聴きながら、やっぱり熟睡してもうた。

2014/12/30