037 : YES / 90125

通称「ロンリーハート」アルバム。

このアルバムを聴いたのはバンドを結成してから。

確か１９８４年か。

リリースは前の年らしいけど。

んで、当時のマネージャーの車の中でかかってたテープを借りパチした。

タイトル曲はMTVで見たけど「YESって、もっとプログレプログレしてたはずやのに」と感じたが、反対にめちゃポップでカッコ良かった。

しかし、このテープは無茶苦茶聴いたなー。

LP買わなくて良いほど聴いた。

なんといってもギターのトレバーラビン。

それまでのプログレのギタリストってあんまりパワーコードを使わなかったのだが、彼は堂々と弾く。

弾き倒す。

ソロも圧巻で早弾きもかっこいい。

おまけに歌も唄い、曲も書くしマルチプレイヤーだし。

ただただ尊敬。

某ロック雑誌のアンケートで「今後注目するギタリストは？」って項目に「トレバーラビン」と答えたほど。

でもソロアルバムは買ったけどあんまり面白くなかった。

天は二物を与えず。

自分のバンド内でのスタンスを導いてくれた人でもある。

フレーズもこのアルバムに関しては大概コピーした。

バンドのライブで「シネマ」を無理矢理やった記憶もある。

それほどかぶれてた。

ローディーに、9012ライブビデオもダビングしてもらった。

古い曲は何一つ知らなかったけど、トレバーさんのギタープレイを見れただけで御の字（アフレコも多々あったけど）。

ハーモナイザーも買った。

フェアライトのサンプリングも憧れた（だけ）。

最近デジマスのCDを購入したが、さすがに聞き飽きた感は否めないけどね(笑)。

トレバーさんはこの後YESで色々試行錯誤して脱退、映画音楽に走った。

まさに自分の目指す道をそのまま歩き続ける。

偉い！

2014/11/01